椎間板ヘルニアに良いマットレスとは?しびれがある人の治し方と寝方

椎間板ヘルニアに良いマットレスとは?しびれがある人の治し方と寝方

椎間板ヘルニアにとって良いマットレスとは

椎間板ヘルニアに合うマットレスは?

 椎間板ヘルニアとは、御存知の通り、背中の骨の間にあるクッション素材のようなゼラチン質の椎間板が変形することで神経にさわり、痛みが出る病気です。
 椎間板ヘルニアの治療は、どのぐらい症状が出ているのかにもよりますが、保存的治療しかできないことがほとんどです。
 完全に治すことはとても難しいのです。

 

 普段の生活の中で椎間板ヘルニアの痛みが出ないようにするには、体の歪みを正常な位置に戻すように生活することが大切です。
 夜寝る時は背骨に余計な力をかけないようにして、椎間板のズレを防ぐ必要があります。
 余計な力をかけないようにするためには、体の圧力を分散できるマットレスを利用すると良いでしょう。

 

 仰向きの状態で無理なく、自然な体のラインを維持できるマットレスが理想的です。
 高反発のマットレスはこうした希望を叶えてくれる理想的な寝具です。

 

高反発マットレスが椎間板ヘルニアの人に適している理由

 高反発マットレスが理想的理由は次のとおりです。

 

  • 厚みがあるマットレスの為、仰向けの状態で腰が床まで沈みこまない
  • 適度な硬さで寝がえりも打ちやすい
  • 反発力が少ないマットレスなので1箇所に力がかからず分散される
  • 体に圧力がかかりにくいため、腰の骨を押されず、痛みが出にくい

 一般的な「腰痛症」の人が、高反発な寝具が適しているのとおなじ理由ですが、腰に負担がかかりにくく、寝返りを打ちやすくすることで、睡眠中も腰周辺の近肉の柔軟性を保つというのは、椎間板ヘルニアの症状緩和にも必要になってきます。

 

 

椎間板ヘルニアとは?急な痛みがある時は

急激な腰痛に苦しむ男性

 椎間板ヘルニアになってしまう原因はさまざまあります。椎間板ヘルニアの診断を受けていない人でも、次のような理由が該当する場合は、その症状が疑われます。

 

  • 加齢によって骨がもろくなり、椎間板が変形する
  • 長時間同じ姿勢が続く仕事(デスクワークや運転手など)をしている
  • ホルモンバランスの変化
  • 日頃の疲れなどが溜まっている

 

 腰痛全般で言えることですが、急激な痛み(激痛)を感じた場合は安静にする必要がありますが、そうでない場合はコルセットなどをして腰に負担をかけないようにして、動く方が良いとされています。
 治療としては、痛みがひどい時は消炎鎮痛剤(痛み止め)を貼って痛みや腫れを取りのぞきます。

 

 痛みが治まったら、歪みを改善して神経にさわらないようにするためのリハビリ的治療に取り組むことになります。
 日中の生活でも、寝ている時でも、腰に負担がかからないように動くことが良いと言われています。

 

 

しびれや痛みがある時の寝方とは?

 

 椎間板ヘルニアの場合、痛みとともに、下肢中心にしびれが出るのが特徴です。
 寝る時に腰のしびれや痛みがある場合どうすれば痛みが和らぎ、どのような姿勢で寝ると痛みを軽減することができるでしょうか。

 

 腰のしびれや痛みがある時は膝を軽く曲げると軽減されます。
 ただし、寝ている時に膝を曲げた姿勢をキープすることは難しいことです。
 介護式のベッドで足元にも角度がつけられるものであれば良いのですが、そういったものが必ずあるとは限りません。
 なので、工夫が必要となります。

 

 足の曲げる膝の下に高さのあるものを入れる方法も、簡易的にできる手段のひとつです。
 膝の下に厚みのあるものを置くことで、膝が曲がることを防止します。
 入れるものについては、痛みの症状や個人の好みなどがあるので、実際に曲げて楽な角度を確かめて、入れるものを調整します。
 そうすることで寝ている時に自然な姿勢がとれるでしょう。

 

 ある程度角度をつけて曲げた方が楽な人は、枕やクッションなどの高さがあるものが良いでしょう。
 あまり角度を大きくつけない方がいいという方は、毛布などを小さく折ったものを膝の下に敷くと、膝から全体に足を上げる感じになって寝ている時も自然に膝元が上がっているので負担がありません。

 

まとめ:睡眠時の症状軽減とともに、医師の指導の元治療を

 (腰部)椎間板ヘルニアで腰が痛いのは、本当に辛いものです。
 日中の生活で腰痛にならないように心がけていても、1日の中で長い時間を費やす「睡眠時間」で予防を怠ってしまうと、腰痛がひどくなってしまうことがあります。
 8時間以上同じような姿勢が続けることになる睡眠時は、出来るかぎり腰の負担がかからないように工夫しましょう。

 

 医学的な判断は整形外科医によってそれぞれですが、椎間板が薄くなる事自体は問題ないと見るドクターも多いです。
 ただし、それによって痛みやしびれが出ている場合は適切な対応が必要になります。
 マットレスや寝具は痛みの症状を軽減してくれる可能性はありますが、根本的な治療を約束するものではありません。
 痛みがひどい時は必ず医師の診察を受けるようにしましょう。

 

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