骨盤や骨の歪みは優先して治療しなくていい

腰が辛いサラリーマン

あまり知られていないことですが、筋肉が縮むことによって骨がずれることはありますが、骨がずれても、そのこと自体で痛くなることはありません。

90度近いくらい腰が曲がっていながら、すたすたと歩いているような老人は「腰はまったく痛くない」と言っています。

 

たとえ腰が変形していても、筋肉に問題がなければ腰痛にはならないわけです。

仮に腰痛で苦しんでいる人に対して「体のゆがみを戻して痛みはそのまま残っている」のと「体のゆがみはそのままで痛みが消える」のとではどちらがいいかと考えてもらえば、ほとんどすべての人が後者を選択するはずです。

 

腰痛とはそれくらいつらいものだからです。

誤った常識ともいえる骨のことは、いったん忘れてください。

筋肉の問題をなくしてしまえば、痛みはとれるし、周辺の骨も正しい状態に戻っていきます。

 

参考のために書いておけば、見た目にはっきりと体が曲がっているようなときにも、一時間ほど治療をすればまっすぐになる場合がほとんどです。

 

病院でパーキンソン病という診断名をつけられていた患者さんの話です。

その人は、90度にも近いほど腰が曲がっていましたが、緩消法で体はまっすぐになりました。

少し時間はかかりましたが、 一日十時間の治療を十二日間行ないました。

つまり合計で120時間かけて筋肉を軟らかくしたことで、この症状がおさまったということです。

 

パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質のひとつであるドーパミンの減少から起きるとされている病気で、ふるえ、すくみ足、前傾症状などが代表的な運動症状に挙げられます。

 

まずは筋肉の問題を優先して解決!

先天性変形性股関節症が悪化して歩くのが困難になっていた女性も、それまで医師に勧められていた筋トレをやめて、緩消法に切り替えました。

それまでは毎日、マッサージに行き、痛み止めの薬を飲むなどして、なんとか短い距離なら松葉杖を使って歩けるといった具合だったそうです。

日常生活に支障が出ていたのはもちろんです。

 

しかし、筋肉をほぐすことを始めたことですぐに良くなりだして、半年後には健康な人たちと変わらない生活ができるようになりました。

それまではちょっとした移動にもたいへんな苦労をしていたのに、ツアー旅行などにも参加できるようになりました。

そして、自分の足で階段を上って展望台の上まで行けたというのです。

 

原因さえわかっているならば、こうして治せる場合が多いのです。

この女性の場合、しっかりと歩けるようになり、自信を持てたため、その後には人工関節を入れる手術を受けています。

この場合もやはり、筋肉の問題を先に解決することで、そういう道筋をたどることができているのです。

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